交通事故の被害者か子供で将来的な保証を約束しろと言われた

Q、車の運転中に小さなお子様に怪我をさせてしまいました。被害者の親族から子供の将来を考えて将来的な保証も約束しろと言われて困っています。

1ヶ月ほど前の話になりますが、車の運転中に交通事故をしてしまい、加害者となりました。
被害者の小さなお子様のケガについては病院に通い治療をしているのですが、ようやく完治に近い状態となっていてそろそろ示談が成立するだろうと思っていました。
保険会社のスタッフさんによると、特に後遺症なども認められそうにありませんので、あとは時間を待つだけだと思っていたのですが、つい先日、被害者のお子様のご両親から連絡があり、子供の将来を考えると、万が一何か形だけのために保証することを約束しろと言われました。
また約束するといった内容を誓約書にして欲しいと言われているのですが、こういったもしについて対応しなければならないのでしょうか?

保険会社を通じていますので、保険会社が先輩について保証してくれた上で慰謝料なども支払われるため将来的な部分についてまでを僕自身がある保証すると約束しなければならないのかどうかが分からずに困っています。
特に後遺症なども認められず将来的な懸念はないと個人的に思っているのですが、どのような対処をすればよいのでしょうか。

A、後遺症がなければ特に約束する必要はありません。おどかされた場合には弁護士に相談しましょう。

被害者がお子様の前には確かに将来的にどんな症状が出てしまうのかといった部分で親御さんが心配になります。
しかし事故から数ヶ月が経過し、後遺症が残っていないといった場合には今後についての保証を約束する必要はなく、当然ながら保険会社から賠償金が支払われその上で示談が成立することになっています。

ただし先方の保護者としては、やはりお子様が将来的なことを考えると示談に応じず加害者が将来的な部分まで約束してくれなければ示談には応じないと言い切るようなことがあります。
こういった場合、保険会社を通じての話し合いもうまくいかなくなってしまうため、弁護士を立てて法律的に被害者がそこまで約束をする必要がないということを話してもらうと良いでしょう。
実際に後遺症が残っていれば後遺症に関しては保険会社から遺失利益という形で保証されますが、後遺症が残っていない状態で将来的に何が起きてもすべて加害者が保証するという決まりはありません。

そのために慰謝料を含め様々な賠償金が支払われることになっていますので、こうした部分はいくら加害者であっても毅然とした態度で応じましょう。
弁護士さんに相談するのはもちろんのことですが、将来的な約束をする必要はないということだけでなく、あまりにも被害者のお子様の親御さんが脅してくるようなケースでも一つの脅迫として弁護士さんから注意喚起を行ってもらうことができます。
また、万が一示談成立後にお子様に後遺症とみられる症状が出てきた場合であっても、そこで後遺症が認定された際には賠償金を支払うのは加害者ご本人ではなく保険会社となりますから、こういった部分でも加害者ご本人としては心配することはひとつもありません。

お子様の場合には、大きな怪我をしまうと高次脳機能障害をはじめとしてPTSD などの懸念があると親御さんが騒ぎ立てるケースがありますが、こういった部分をしないについては医師が行うものであり、まず検査をするためにも症状固定からある程度の期間が必要になりますので、そこまでは示談が成立しないことを加害者として覚悟しておくと良いでしょう。
それ以外の部分については将来的な部分も含め加害者が責任を取る必要も約束する必要もありません。
どうしても不安なようであれば、相談だけでも弁護士にしてみると良いでしょう。”